賃貸の排水口からゴボゴボ・ボコボコと音がしても、一度だけなら水と空気が入れ替わる通常の排水音の場合があります。
結論は、台所、洗面、浴室、洗濯、トイレのどこで鳴るか、流れの遅さ、臭い、封水の変化、逆流、大雨との関係を確認し、複数箇所や悪化があれば使用を減らして管理会社へ連絡することです。
薬剤を重ねて流したり、賃貸設備のトラップや床下配管を勝手に分解したりすると、詰まりや漏水を悪化させることがあります。
汚水が上がる、便器の水位が急上昇する、床へあふれる場合は、音の確認より水使用の停止と緊急連絡を優先します。
一か所だけか複数か・流れと臭いを確認する

最初に音が出る場所を一つずつ記録し、その場所へ水を流したときだけ鳴るか、別の水回りを使っても鳴るかを確認します。
一か所だけで流れも正常なら、大量の水に空気が巻き込まれた一時的な音や、その器具のトラップ周辺を候補にします。
流れが遅い、以前より音が大きい、水位が上下する、臭いが出る場合は、汚れの蓄積や通気不良、詰まりかけを疑います。
臭いが主症状なら賃貸の排水口が臭うときと照合し、封水切れと汚れを分けます。
台所を流すと浴室や洗面も鳴るなど複数箇所が連動する場合は、住戸内の共通管や建物側の縦管・通気の影響が考えられます。
横浜市の下水が詰まったときの案内も、詰まった箇所以外の水回りを流し、一か所か全体かを点検するよう示しています。
大雨のときだけ音や水位上昇が起きるなら、屋内だけの汚れと決めず、下水道や建物排水の満水状態も候補にします。
便器の流れが悪い場合は何度も流さず、賃貸トイレの詰まり対応へ切り替えます。
確認時は音の時刻、使った器具、水量、流れの速度、臭い、床の濡れ、近隣工事や大雨の有無をメモします。
洗濯機の排水時だけ鳴る場合は、排水ホースのつぶれ、排水口への差し込み、周囲の漏れを外から確認し、洗濯機を無理に持ち上げません。
長期不在後なら封水が蒸発している場合もあるため、管理会社の案内に従い少量の水を流し、臭いと音の変化を記録します。
逆流を避けて記録をそろえ管理会社へ連絡する

汚水や泡が戻る、床排水からあふれる、階下漏水が疑われる場合は、洗濯機、風呂、食洗機など大量排水を止めます。
大雨時の逆流は賃貸で排水口が逆流したときに沿い、素手で汚水へ触れません。
自分で行うのは、目視できるごみ受けの清掃、外せる部品を取扱説明書どおり戻す、少量の水で流れを確認する範囲にとどめます。
塩素系と酸性の薬剤を混ぜず、種類の違う洗浄剤を続けて投入せず、既に使った薬剤名と時刻を管理会社へ伝えます。
管理会社へは、発生場所、単独か複数か、流れの遅さ、臭い、逆流、漏水、大雨、使用した薬剤、動画の有無を伝えます。
国土交通省の原状回復ガイドラインQ&Aは、設備不具合で修繕が必要なときは賃貸人へ通知する必要があると案内しています。
借主が直接業者を呼ぶ前に、管理会社指定業者、訪問可能時間、緊急連絡先、費用負担の判断方法を確認します。
点検後は原因箇所、清掃・修理範囲、共用管か専有管か、再発時の連絡方法、作業報告書を保存します。
音が一時的に消えても、複数箇所の連動、悪臭、流れの悪化が続くなら、完全に詰まる前に再点検を依頼します。
作業後に薬剤臭や漏れが残る場合は換気し、使用再開の可否を業者または管理会社へ確認します。
まとめ

排水音は一か所だけか複数か、流れ、臭い、水位、逆流を分けて確認します。
汚水が戻る、床へあふれる、漏水が疑われるときは水使用を止めます。
薬剤の混用や賃貸設備の分解を避け、症状の動画と時刻を管理会社へ伝えます。
一時的に音が止まっても、複数箇所の連動や悪化があれば点検を依頼しましょう。



