賃貸の契約更新は、管理会社から届く案内だけでなく、現在の契約書に書かれた契約期間、更新方法、費用、退去予告期限を照合して進めます。
案内が届く時期や必要書類は物件ごとに異なるため、一般的な目安より契約書と管理会社の指定を優先します。
この記事では2026年8月15日時点の公的情報を基に、更新する場合と退去する場合の確認順を整理します。
契約満了前に通知と契約書を確認する

まず契約書の表紙や頭書で、契約開始日、満了日、普通借家か定期借家か、更新条項、連絡先を確認します。
更新案内が満了日の数か月前に届く例はありますが、通知時期は管理会社や契約内容によって異なります。
- 契約満了日と書類の返送期限を別々に控えます。
- 更新料と更新事務手数料の名称、金額、支払先を確認します。
- 連帯保証人や緊急連絡先の変更届が必要か確認します。
- 本人確認書類、収入資料、印鑑など指定書類だけを準備します。
- 案内が来ない場合も契約書の窓口へ自分から確認します。
国土交通省は、更新料が法令上の一律義務ではなく、契約書に支払う規定がある場合は原則有効と扱われることを案内しています。
請求書の名目が契約書と違う場合は、支払う前に根拠条項と内訳を書面で確認します。
更新案内を紛失した場合は放置せず、契約者本人から管理会社へ再発行や手続き方法を問い合わせます。
住所、勤務先、同居人、連絡先に変更がある場合は、更新と同時に届け出るのか別手続きかを確認します。
更新料・保険・保証料を分けて確認する

更新時の請求は、貸主へ支払う更新料、管理会社の事務手数料、火災保険、家賃保証会社の更新料などが一緒に届くことがあります。
それぞれ契約相手、対象期間、支払期限が違うため、合計額だけで判断しません。
- 更新料は賃貸借契約書の条項と金額を確認します。
- 更新事務手数料は誰のための業務かと契約上の根拠を確認します。
- 火災保険は補償期間、必要補償、指定条件を確認します。
- 保証料は保証委託契約の更新日と支払方法を確認します。
- 新賃料や特約の変更があれば、承諾前に理由と開始日を確認します。
火災保険の確認ポイントは、賃貸の火災保険は自分で選べるかでも整理しています。
更新書類へ署名する前に、変更前後の条件を並べ、分からない項目を管理会社へ質問してください。
口座振替の家賃と更新費用が同じ日に落ちるとは限らないため、支払方法ごとの残高と期限を確認します。
見慣れない請求先へ振り込む場合は、契約書記載の連絡先から請求の真正性を確かめます。
更新・退去・再契約を期限前に決める

普通借家契約の更新と、定期借家契約の再契約は同じ手続きではありません。
定期借家は期間満了で終了する仕組みのため、住み続けたい場合も再契約の可否と条件を早めに確認します。
- 住み続ける場合は書類返送と各費用の期限を守ります。
- 退去する場合は更新案内への返答だけで済ませず、契約所定の方法で解約通知を出します。
- 退去日と解約日がずれる場合の賃料負担を確認します。
- 更新後すぐ退去する可能性がある場合は短期解約条項も確認します。
- 条件交渉中でも期限を放置せず、現在の合意状態を記録します。
退去を選ぶ場合は、賃貸の退去連絡は何か月前かを確認し、正式な通知まで終えてください。
更新を機に条件を見直して住み替える場合は、仲介手数料0円のお部屋探しで次の住まいを比較できます。
契約更新は、満了日、返送日、支払日、退去予告日を一枚の予定表にまとめると抜けを防げます。
家賃の増額や新しい特約に納得できない場合は、期限前に質問し、合意していない内容を曖昧なまま署名しません。
返送書類と振込記録は、更新後の契約書と一緒に保管し、次回満了日もカレンダーへ登録します。



